2013年2月5日

トラックボール「QBALL」と「Trackman Marble FX」


久しぶりの投稿。今年一番は今では絶滅危惧種「トラックボール」のお話。

まずはLogicoolの「Trackman Marble」という入門機トラックボールから始まり、トラックボールという入力デバイスに魅了されてからというもの 数々の希少なトラックボールを探しては試して来ました。

そもそも現在発売されているトラックボールは未完成な物が多く、また種類が限られています。
過去には名機とよばれるモデルも沢山有りましたが現在では随分昔に生産終了の物、もしくはトラックボール事業から撤退、発売元すらなくなってしまったものも沢山あります。

今回は「PCally (Macally) QBALL」「Logitech Trackman Marble FX」を入手したのでそちらの紹介です。


まずは「PCally(Macally) QBALL」


今は発売元もなくなってしまった希少なモデルです。
光学式で支持球は三点のベアリング方式で、今ではかなりレアな仕様です。
支持球がアルミ?金属の玉、セラミックボール、ルビー、とは違った感覚のボールの回し心地です。

ゴロゴロとしっかり回す感じと、ベアリングならではのシャーシャーした滑りで、中々今では味わえないです。

しかし、メインの玉が透明樹脂に銀ラメを混ぜた玉で、これと光学レンズとの読み取りに若干難ありで、玉を勢い良く回すとポインターの挙動がおかしくなります。
スクロールホイール位置、ボタン位置、これらのポジションはかなりいいです。
スクロールホイールもカチカチと結構硬くしっかりした感じです。
手を乗せた時のサイズ感は日本人の手にはジャストフィットかと思います。

「Macally QBALL」の評価 ★★★★☆ です。

5つ星はやはり「Microsoft Trackball Explorer」ですね。


次に1997年発売、当時17,000円?ぐらいしたという、接続端子もUSB以前の「PS2端子」の「Logitech Trackman Marble FX」の紹介です。


この「Trackman Marble FX」は、現在発売されている「Logicool Trackman Marble」の先祖です。w

特徴は玉が直径50mmと大玉で、親指と人差し指/中指で操作出来るという面白いタイプです。支持球は「アルミ?金属の玉」ですが、玉が大きいので操作がしやすく、細かい動きが可能です。今では珍しい親指を支点として操作も可能なので大変便利です。
光学式と玉の反応ですが、Logicoolの特徴あるこの玉にあるドットをきちんと読み取るのでそんなにポインターの誤作動がありません。
唯一、最近のものに比べると、玉を大きく弾いて転がした時にそんなにポインターを移動出来ない事。なぜなら玉が大きいせいか、そこまで玉が軽く周りません。

スクロールホイルがないのでスクロールに困りますが、「USB OverDrive」というMacアプリで強引にボタン3にAUTO SCROLLを指定すると、トラックボールを使用してのスクロールが可能になります。なので日常使用には耐えます。

またUSBにどうやって挿すのかというと、「PS2/USB変換ケーブル」1000円強で購入できますので、問題なく今のパソコンのUSB端子を使用して使用可能です。僕はMacで使用していますが、最初「ADB」端子かと思い、秋葉原に高額な「iMate ADB-USB 変換ケーブル」を買いに行きました。
端子がADBとPS2は良く似ているのですが、端子の差し口中心にプラの支柱があるものはPS2接続です。PS2-USBケーブルは安価なのでむしろ良かったです。「iMate」自体今となっては激レアアイテムなんですがその日のうちに返品に行きました。もちろん未開封です。

「Trackman Marble FX」の評価 ★★★★★ ←個人的にレア度と発売時期からの商品価値と当時のテクノロジーとして

結局、今でも最高最強のトラックボールを求めて今までに

「Logicool Trackman Marble」
「Logicool Trackball M570」
「Kensington Orbit Wireless Mobile Trackball」
「Kensington OrbitTrackball with Scroll Ring」
「Microsoft Trackball Explorer」
「pcally(macally) QBALL」
「Logitech Trackman Marble FX」

と順に試して来ました。


今の所、最高なのはMS Trackball Explorer か Trackman Marble FX かと思います。


最後に「QBALL」の玉は嫌いで「Microsoft Trackball Optical」の玉に変更すると精度がよくなるとどっかで見たのですが。そもそも「MS Trackball Optical」自体も絶版でもうすでにレアで中々手に入りません。ジャンクでいいので(玉だけが欲しいので)どなたか持ってたら譲ってください!
玉のサイズが直径38mmという、他に類を見ないレアサイズなんです・・・・orz


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