2009年9月28日

SmartQ5 FW5.0 日本語化

SmartQ5 FW5.0 日本語化メモ。


せっかくFW4.0でSDブートUbuntuの構築やら、色々自分の中での主要アプリをいれたのに、FWのアップデートと共に再構築せざる終えなくなった。めんどくさい。
早くデフォルトで日本語環境も追加して欲しい・・・・。
正直個人的には現状のSmartQ用AndroidよりUbuntuのが実用的に感じる。なので当分本家本元Ubuntuで使用を続ける。
やり方は以下から。


公式FW5.0は以下からダウンロード。

SmartQ5 FW ver 5.0:
http://www.smartdevices.com.cn/files/SmartQ5-v5.0.rar

FWのSDからの更新が出来ることを前提。過去ブログ記事は以下。

SmartQ5 ファームウエアの更新方法:
http://voodooman-smartq5.blogspot.com/2009/08/smartq5_27.html

<やり方>
メニューより アクセサリー > evilvte (端末)起動

Root権限になる。
$ sudu su

1. リポジトリの変更。
# sudo leafpad /etc/apt/sources.list
sources.lstファイルの表記を以下に変更。

deb http://ports.ubuntu.com/ubuntu-ports/ jaunty main universe restricted multiverse
deb http://ports.ubuntu.com/ubuntu-ports/ karmic main universe restricted multiverse


2. メニューの日本語化
# sudo leafpad /etc/default/locale
localeファイルの表記を以下に変更。

LANG="ja_JP.UTF-8"
LANGUAGE="ja_JP:ja:en_US:en"

3. 中国語辞書と環境を削除
# apt-get --purge remove language-pack-zh-hans fcitx
この時一部フォルダーが空で無いため削除出来ませんのメッセージ出るけど、今回はめんどくさいので無視してます。

4. 日本語入力メソッドのインストール。
# apt-get install scim scim-anthy kasumi
Kasumiは辞書登録アプリです。

5. ローカル時間を日本に変更。
# rm /etc/localtime
# ln -s /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime

6. SDカードに追加インストール出来るようsoft.imgを作る。
# sudo leafpad /usr/share/pyshared/GDebi/SDInst.py
SDInst.pyの以下表記部分の数字をSDカードの容量に合わせて任意に変更。

LOOP_FILE_SIZE = 256 #256M ←デフォルト表記
LOOP_FILE_SIZE = 2048 #2048M ←2gbのsoft.imgの作成(SDカードは8gbを使用してます。)

※soft.imgのサイズを4gb(4096MB)の指定したら、soft.img作成時エラーが出ました。

以下よりdebファイルをダウンロード
http://ports.ubuntu.com/ubuntu-ports/pool/universe/s/sl/sl_3.03-16_armel.deb

sl_3.03-16_armel.debをダブルクリックDebパッケージインストーラー起動するとエラーが起きるので、evilvte(端末)にてコマンドでインストール。

#dpkg -i sl_3.03-16_armel.deb

その後、sl_3.03-16_armel.debダブルクリックDebパッケージインストーラー起動で、再度SDカード内に最初に指定したsoft.imgを作成。
この時完了するまで結構時間かかります。最悪soft.img作成時にエラーがでます。
エラーが出た場合は、soft.imgを削除して、imgの容量を小さくして、再度 6 の手順を実行してください。

以上、大まかなSmartQ5 FW5.0の日本語化です。
まだ追加インストールは試してません。

追記(2009/9/30):

手順6にてsoft.imgを作成してSDカード内に追加アプリをインストールという方法を記載してますが、僕の環境でやると、追加アプリの起動がどうやら上手くいかないらしいです。
で、soft.imgを削除したのち、もう一度、本体の再構築をしようとSDからのFW Updateをかけようとしたら、SDからのFWイメージをブートしなくなりました。
なので、再度SDカードをPanasonicのフォーマッターでフォーマットした後、再度SmartQ5のFW5.0のイメージを導入して、再構築しなおしたら、無事できました。
soft.imgは曲者です。僕は当分soft.img使用しないで本体での使用を続けます。
容量気にするなら、最悪SDカードからのUbuntu起動を導入する予定です。

2 件のコメント:

  1. sources.lst じゃなくて source.list ですね。

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  2. ご指摘有り難うございます。source.listの間違いでしたね。記事を修正しました。
    僕はいちいちコマンドを入力するの面倒なので、このようなコピーをテキストで保存して、日本語化する際にSDに入れてコピペしてます。確かに毎回source.listを修正してましたね。

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