2013年6月18日

HTC J One Hard Shell Double Dip Flip 購入と改造


6/1に万を期して、auよりHTC one J (HTL22 開発コード: M7)が発売されました。
速攻購入しにいきましたよ。
HTL22 最高です。クアッドコアならではのスピード、LTE接続の速さ、電池の持ちすっげぇいいですね。 もういいとこ取りです。

でケースを当初から予定していた純正ケース「Hard Shell Double Dip Flip」を購入しました。

HTL22にも言えるのですが、auフラグシップの割りには本体とケースの作りが若干粗いです。ケースに関しては個人的に手直ししました。


HTL22本体について、音が「beats audio」ならではの超高音質。正面スピーカーなんて音めちゃくちゃでかくても割れないでいい音出します。

そのスピーカー部、正面はアルミパネルなんですが、白いプラスチックのフチとの接着が甘いのかなんなのか、ヘアーラインレベルでの隙間開いてます。
購入する時に気になって、他のHTL22端末も見せてくれと見せてもらったのですが、どれも同じ出来でした。

グローバル版と違い背面のアルミフタが外せます。
そのフタと本体の勘合もあまり良くなくて、閉めた時に本体とフタの間に若干の隙間が開いています。

そういう作りの若干の粗さありますけど、端末自身の性能とデザインには満足です。
その粗さが無ければPERFECTなんですけど…。

ケースに話しを戻しますが、「Hard Shell Double Dip Flip」これのau版のケースの作りも若干粗いんです。

グローバル版のケース「HTC Flip Case Double Dip HC V841」
これの合皮のカットした断面は「コバ塗り」されていて目止め処理がされています。

参考サイト:http://juggly.cn/archives/85186.html

HC V841のケースだとau版では本体の厚みが違うため、装着した時にジャストフィットしません。

au版HTC one Jのケースは「HTC J One Hard Shell Double Dip Flip R03C001K」と商品コードが「R03C001K」となっており、au版の厚みに合わせたプラケースに、カメラ部分の開口部の形状が異なります。

au online shop:http://goo.gl/Rcr5C

こちらのケース、合皮のカット面が切りっぱでなんの処理もされていません。
なので使っているうちにその断面がほつれる、ケバケバしてくるのです。


この側面の処理を革製品用語で「コバ塗り」と云います。

「HTC J One Hard Shell Double Dip Flip R03C001K」の「コバ塗り処理」を自分でしました。その時に犠牲も払いましたよ…。

素人なんで、マスキング処理してから作業したら、内面の赤い部分。これがマイクロファイバーなんで、マスキングしたせいで逆に剥がす時ケバケバになってしまい。しかも毛細管現象で塗料が染みこんでしまい(目止めしたにも関わらず)1回目はダメになってしまいました。

で新たにもう一個ケースを買いリベンジです。
正直、この修正しないで使えばいいんですけどね。このフチの処理が有無では全然持ちがちがうんですよね。

まず、合皮なんでコバ塗りする前に目止めしないといけません。
そこで革製品加工の業務用のコバ塗料「バスコ80」なるものを発見。


「バスコ80 目止め液」を使ってフチに塗ります。
メド目液は「木工用ボンドのような見た目」で白い樹脂で、乾くと透明になります。

目止め処理が終わったら「バスコ80 コバ塗料 透明」でフチを塗っていきます。
バスコ80はスティック液ノリのような塗り口になってるので筆を使わずに塗ることが可能です。結構、液がでるのでバスコ80自体は逆さまにしないで、塗り口に塗料を少し含ませた状態で革のフチに塗ります。

何回か乾いたら塗ってを繰り返し、耐水ペーパーなどで面を整え、コバ塗りが完了します。

次に「バスコ80 コバ塗料 黒」を上塗りしていきます。既に透明でフチの処理出来上がっているのでそこまでベッタリ塗る必要がありません。

バスコ80の黒が塗り終わって乾いた段階だと、表面がツヤ処理なんです。
これが結構、仕上がりの粗が見えちゃうので、僕は「タミヤのペイントマーカー XF-1 つや消し黒」を使用しコバ塗りのツヤ感をマットにしました。


ここでも注意。ペイントマーカーとバスコ80の相性が若干悪く、塗ったすぐあとは結構ベタベタします。

完全に乾くか乾かないかぐらいの半ベタの状態になったら、荒業で「消しゴム」で表面をこすりました。これ以外に良い方法で、全体に馴染んで均一感が出来ました。


そんなこんなで「フチ処理のないケース」から「コバ塗り仕様」の「HTC J One Hard Shell Double Dip Flip R03C001K」に早変わり。


だいぶ見た目良くなりました。
内面も綺麗に仕上がってます。


皆さんも気になる方はトライしてみてはいかがでしょうか。


HTC J One Hard Shell Double Dip Flip 購入:http://goo.gl/Rcr5C
バスコ80 目止め液:http://goo.gl/GWnAH
バスコ80 コバ塗料各色:http://goo.gl/8Gudv
タミヤペイントマーカー つや消し黒 XF-1(Amazon): http://goo.gl/LuQ2L




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