2013年5月10日

Fossil Wrist PDA "ABACUS" 復活計画(2日目)


Fossil Wrist PDA "ABACUS" 復活計画 第二弾!
遂に電池の入れ替え作業に入ります。

僕は2台、WristPDA ABACUSを所有していて、一つは日常使用用、もうひとつは新品保管用でした。どちらもバッテリーは完全に逝っちゃてますので両方取替え作業をしました。すでに壊れてもいいように日常使用の方(ベルトが黒レザー)の作業をしました。

換装後のバッテリー使用レビューは今度においておいて、バッテリー換装作業の内容をお知らせします。

一台目で要領は覚えたのでここでは新品保管用の方(ベルトが茶レザー。こっちはレア。日本での販売って少ないんじゃ・・・)で作業をします。
一台目は結構雑に作業したのでここではできるだけ丁寧に作業します。
ちなみにこんな精密機器の精密作業は初めてですよ。

まず換装に必要なパーツは以下。写真上から、
  • リード線
  • コネクター端子
  • 極小コネクター(オス)
  • 極小コネクター(メス)
  • 前回抜き取ったリチウムバッテリー

ちなみアキバのパーツ屋で素人なので物持って相談に行きました。知識ないもんでパーツを探せないんです。ABACASの中見せたりして、なんかいいパーツ無いですか?と。

それでは本体内面。ハンダ付けされていたボタン電池を外した所。


基板上部のこの二極の端子にそれぞれリード線を半田付けします。


なぜ左が赤で右が黒かって?
以前見た海外のフォーラムでもそうでしたし、基板を良くみると端子の横に「+ と -」が書かれているのです。なので+が赤。-が黒。

リード線を取り付け終わったら、リード線にはコネクタ接続した最後の処理の「絶縁する収縮チューブ」を入れます。

次にそのリード線の先端に、極小コネクターの端子部分を仮止めします。端子に爪がでてるのでそれをペンチで挟んでいます。


そこに半田を流し本固定します。赤黒両方に端子を取付ます。で余計な部分をニッパーで切り取ります。


その後その端子のついた先端を極小コネクター(オス)の方に挿しこみ、収縮チューブを末端まで持ってきて、ヒートガンなどで温め絶縁します。本体側はこれで終わり。


次に換装用バッテリーの方の作業に入ります。パーツ構成は以下の通り。


やはりコネクターを取り付けた後の処理の最後に絶縁処理施すために収縮チューブを赤黒のリード線に挿しておきます。


その後、極小コネクターの端子部分にそれぞれのリード線をハンダ付け。
この時注意しなくてはいけないのは、本体側のコネクターと合体する時の向きをきちんと合わせておくこと。コネクターには切欠きがあったりしてお互いを挿す向きが合うような印があります。コネクターを合体させた時、リード線の配線がチグハグにならないようにしておきます。


最後に収縮チューブを接合したむき出し部分まで持ってきて、ヒートガンなどで温め固定します。ちなみにヒートガンなかったのでぶっちゃけライターで炙りましたw。

いよいよ本体側のコネクターとバッテリー側のコネクターを合体!
通電しました!


通電していることを確認したら、いよいよフタを閉めます。
配線やらコネクター、バッテリーをうまく詰め込んで


フタを精密ネジ4本で締めて固定。
見事にはみ出ることもなく、浮くこともなく、元々の状態でフタが閉まりました!


とりあえず日時をセットして、見事2つともFossil WristPDA ABACUS復活!


実は日常使用用の方を電池フル充電して一日使用したりしました。そのレビューはまた今度。オリジナルバッテリーより持ちがいいのは確か!
それとPalm DesktopとGoogle Calendarとのシンクなど、いまさらPalm!?なネタをお伝えできればなと・・・。





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